解説!家づくりの専門用語〜電気設備工事編
工務店女子による建築専門用語集です!
こちらでは電気設備工事に関する専門用語についてご説明いたします!☆
電気設備工事
①分電盤
②スイッチ
③3路スイッチ
④一般コンセント
⑤防水コンセント
⑥専用コンセント
⑦テレビドアホン
⑧TV用コンセント
⑨24時間換気システム
①分電盤
電気のブレーカーなど
②スイッチ
③3路スイッチ
階段の途中にある照明を、階段の上と下のどちらのスイッチでも入れたり、消したりできる回路を3路スイッチといいます。
夜などに階段の下の3路スイッチで照明を付けて、上に上がったら上にある3路スイッチで照明を消すことができます。
④一般コンセント
⑤防水コンセント
防水コンセントとは、雨水などをコンセントのプラグに入れないようにフードを付けて防雨対策が施された屋外用コンセントのこと。
⑩専用コンセント
専用コンセントは『専用回路』とも呼ばれます。
専用コンセントは、分電盤の子ブレーカーが対象のコンセント1つのみに接続されているコンセントのことです。
電気製品1台専用のコンセントということです。写真はエアコン専用コンセントです。
⑪テレビドアホン
カメラ機能が付いている子機を屋外に設置し、屋内に取り付けたモニターで訪問者を確認できるドアホン。
⑧TV用コンセント
テレビ専用コンセントは、アンテナから伸びているケーブルと、テレビからのケーブルをつなぐ役目を果たしています。
そのためテレビ専用コンセントがないと、アンテナとテレビをつなげることができないために、テレビを見られなくなってしまいます。
⑨24時間換気システム
住む人の健康を守るため24時間機械換気が建築基準法で義務づけられています。
24時間換気システムには、大きく分けて「個別換気システム」と「セントラル換気システム」があります。
個別換気システム
各部屋につけた換気扇で効率的に常時換気を行うシステムです。「セントラル換気システム」に比べて換気設備機器の費用が安く、施工も簡単です。ブレスファン、パイプファン、天井埋込形換気扇などを組み合わせます。
セントラル換気システム
天井裏に取り付けた換気ユニットとダクトで家全体の換気を行うシステム。換気ユニット本体が天井裏に隠れることと、外壁のフードが少ないことで、インテリアやエクステリアがすっきりとまとまります。ダクトを使用して給気をするので、騒音の侵入も少なくてすみます。主なものとして気調システムがこれにあたります。
第1種換気
●換気方式の中でも最も確実な換気が可能で空気の流れが制御しやすいタイプです。●比較的気密性の低い住宅でも安定した換気効果が得られ、戸建・集合住宅ともに使用可能です。
第2種換気
●室内が正圧になり、給気口にフィルターを組み込むことが可能なので、清浄を保つことができます。●気密性能によっては湿気が壁内へ侵入し、内部結露が懸念されるため気密性能の確保を図ることが大切です。
第3種換気
●低コストで計画換気が可能ですが、気密性が低い住宅では、 計画換気がおこなわれないので注意が必要です。