床のフローリング
フローリング
今回は床のフローリングについて、今までの経験による感想になりますが、参考にしていただければと思います。
無垢材と合板
床フローリングは無垢材か合板かに分かれます。
一つずつメリット・デメリットをご紹介いたします。
無垢材
無垢材は天然木から作られた1枚のフローリングです。
●メリット
木の肌触りや温もりを感じます。
柔らかい木と硬い木で感じ方は変わりますが、柔らかい木の方が肌触りがよく温かみもあります。
表面のワックスなどのコーティングでも耐久性は変わりますが、木そのものの良さが実感できます。
●デメリット
汚れやすく、傷がつきやすく色が変色します。
ですが、本革製品のように時間が経つにつれて、味わいのある経年美化を楽しむことができます。
その他、乾燥・収縮や反りなどもあります。
木は生きていると思い、使用していただくことをお勧めいたします。
重くて硬い物を落とした時は凹みますが、凹んだ所も同じ材質なのでそのうち馴染んできます。
凹んだ時は水を浸み込ませて自己修復させることも出来ます。
合板
何枚かの合板だったり、木チップを固めたりと、合成された板の表面に木目の柄が貼られています。
●メリット
耐水性がありジュースなどをこぼしても変色が無く、強化シートで傷も入りにくくお手入れが楽なところです。
乾燥収縮や反りも無く床暖房などにも適しています。
最近はリアルな木目だったり肌触りも良い合板のフローリングもあり、素人では分かりにくいほど進化しています。
●デメリット
表面が硬い分冷たさを感じたり、傷が入ると後が目立ちます。
フローリング補修材などホームセンターにありますので、そういったもので傷を隠すようなメンテナンスが必要です。
年月が経っていくと劣化していきますが、最近は耐久性も良くなってきています。
お好みに合う床選び
まとめです。
床材は主に2種類、「無垢材」「合板」があります。
価格はそれぞれ安価なものから高価なものがあり、どちらもメリット、デメリットがあります。
「失敗しない内観・外観」でもお伝えしましたが、
おうち全体に統一感をもたせるためには、インテリアから決めていく方法がベストです。
お好みのインテリアに合い、価格的にも適切な床材を選びましょう。